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J-GLOBAL ID：201002290289375741   整理番号：10A1540594

国際宇宙ステーション時代の無容器材料プロセッシング Zr基合金の無容器凝固における時分割X線回折

Time-Resolved X-ray Diffraction during Container less Solidification of Zr-Based Alloys

著者 (7件)： 水野章敏 (学習院大 理) ,  岡寛之 (学習院大 理) ,  秋元俊彦 (学習院大 理) ,  横山嘉彦 (東北大 金属材料研) ,  伊藤真義 (高輝度光科学研究セ) ,  小原真司 (高輝度光科学研究セ) ,  渡邉匡人 (学習院大 理)
資料名： 日本マイクログラビティ応用学会誌  (JASMA)
巻： 27  号： 4  ページ： 222-226  発行年： 2010年10月30日 
JST資料番号： L2202A  ISSN： 0915-3616  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 時分割放射光X線回折その場実験により,ガスジェット浮遊法を用いたZr基バルク金属ガラス(BGM)合金の凝固過程を調べた。BGMとしてZr₅₀Cu₄₀Al₁₀合金及びCuをPdで置換したZr₅₀Pd₄₀Al₁₀合金を用い,炭酸ガスレーザにより試料を浮遊状態で溶解した。Zr₅₀Cu₄₀Al₁₀合金は,溶融状態から180K/s程度の冷却速度でガラス化することが可能であった。また冷却速度を小さくした場合には,結晶化が起きた。X線回折プロフィールの測定により,過冷却液相中における二十面体型構造の形成とガラス形成能が密接に関連することを示唆した。Zr₅₀Pd₄₀Al₁₀合金では,凝固後にZrPd化合物の微結晶分散が生じ,マルテンサイト変態が起きた。

シソーラス用語： 時分割処理 ,  X線回折 ,  シンクロトロン放射 ,  ガスジェット ,  *浮遊融解 ,  非晶質合金 ,  *凝固 ,  *ジルコニウム合金 ,  銅含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  パラジウム含有合金 ,  冷却速度 ,  ガラス転移 ,  結晶化 ,  過冷却液体 ,  二十面体 ,  マルテンサイト変態 ,  *バルク金属ガラス
準シソーラス用語： ガラス形成能

分類 (1件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D)

引用文献 (15件)：

• OELHAFEN, P. Phys. Rev. Lett. 1979, 43, 1134
• MORUZZI, V. Phys. Rev. B. 1983, 27, 2049
• INOUE, A. Mater. Trans. 2002, 43, 1892
• ANTONOWICZA, J. J. Alloy. Compd. 2009, 471, 70
• MATSUBARA, E. J. Alloy. Compd. 2009, 483, 8

タイトルに関連する用語 (7件)： 宇宙ステーション ,  容器材料 ,  プロセッシング ,  Zr基合金 ,  凝固 ,  時分割 ,  X線回折