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J-GLOBAL ID：201002290292828153   整理番号：10A0916303

カルボキシル化SWCNT/エポキシ複合材料の機械的および体積膨張特性 樹脂中および硬化剤中における分散性の影響

Mechanical and Dilatometric Properties of Carboxylated SWCNT/Epoxy Composites: Effects of the Dispersion in the Resin and in the Hardener

著者 (6件)： COELHO L A F (Santa Catarina State Univ., SC, USA) ,  SUAVE J (Santa Catarina State Univ., SC, USA) ,  BERTHOLDI J (Santa Catarina State Univ., SC, USA) ,  PEZZIN S H (Santa Catarina State Univ., SC, USA) ,  PIZZUTTO C E (Santa Catarina State Univ., SC, USA) ,  AMICO S C (Univ. Federal do Rio Grande do Sul, Porto Alegre/RS, BRA)
資料名： Journal of Reinforced Plastics & Composites  (Journal of Reinforced Plastics & Composites)
巻： 29  号： 4  ページ： 524-530  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0835A  ISSN： 0731-6844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エポキシとのナノ複合材料を作製のために,樹脂あるいは硬化剤中にカルボキシル化単層カーボンナノチューブ(SWCNT-c)の分散性の影響を調べた。エポキシ樹脂に対して,0.25重量%のSWCNT-cと溶媒として10%のアセトンを使用した。最初の方法では,SWCNT-cを一定量の樹脂中に超音波処理を使って分散ざせ,樹脂を追加した(SWCNT-c/エポキシ系)。2番目の方法では,SWCNT-cを一定量の硬化剤中に溶剤を用いて,あるいは用いないで超音波処理を使って分散させ,硬化剤を追加した(SWCNT-c/硬化剤系)。それぞれの系に,機械的あるいは手動撹拌下で硬化剤あるいは樹脂を添加し硬化させて,ナノ複合材料を作製した。SWCNT-cを添加すると,Young率が88%まで増加したが,引張強さと破断伸度の増加は僅かだった。すべてのナノ複合材料は,同じ条件で硬化させたエポキシ樹脂単体よりも小さい体積率膨張を示した。

シソーラス用語： *ビスフェノールAエポキシ樹脂 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  *ナノ複合材料 ,  高分子有機-無機ハイブリッド ,  *分散度 ,  架橋剤 ,  Young率 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  熱膨張 ,  温度依存性 ,  処理 ,  超音波 ,  Raman分光法 ,  FTIR分光法 ,  走査電子顕微鏡 ,  脂肪族ケトン ,  *カルボキシ化
準シソーラス用語： *カルボキシル化 ,  分散性 ,  破断伸度 ,  超音波処理

分類 (3件)： エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

物質索引 (2件)： DGEBA ,  アセトン

タイトルに関連する用語 (6件)： カルボキシル化 ,  SWCNT ,  複合材料 ,  体積膨張 ,  硬化剤 ,  分散性