文献
J-GLOBAL ID:201002290377933576   整理番号:10A0583175

新石器時代からの埋没古代水田土における細菌群集

Bacterial Communities in a Buried Ancient Paddy Soil from the Neolithic Age
著者 (9件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 389-398  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: W1490A  ISSN: 1002-0160  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中国,蘇州に近い揚子江三角州のChuodunshanサイトにおいて,新石器時代からの古代灌漑水田土を掘削した。先史時代の水田土壌における土壌有機物(SOM)含有量はこの地域における現在の水田土壌の平均SOM含有量に匹敵するが,土壌母材におけるそれより約5倍高かった。先史時代の水田土の存在を示す可能なバイオマーカーとして,細菌群集を好気性と嫌気性貧栄養型細菌数え挙げ,生物学的分析,及びポリメラーゼ連鎖反応変性勾配ゲル電気泳動法(PCR-DGGE)技術を用いて調べた。その結果,埋没土壌層において,先史時代の水田土が多くの好気性と嫌気性貧栄養型細菌を6.12と5.86log cfu g-1乾燥土壌までもつことを示した。先史時代の水田土は,母材と先史時代の黄土層と比較してよい炭素利用可能性と高い機能的多様性を示した。細菌16SrRNA遺伝子のDGGEプロフィルに基づくShannon指数と豊富度は先史時代の黄土層より先史時代の水田土において高かった。先史時代の灌漑稲作は耕うん土壌層にSOMを蓄積し,土壌細菌集団,代謝活性,機能的多様性及び遺伝的多様性を増加させていた。細菌群集は中国揚子江三角州における先史時代の水田土の存在の感度指標と考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る