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J-GLOBAL ID:201002290422306901   整理番号:10A1086206

ペルヒドロヒストリオニコトキシンのグラムスケールのバッチ法および流通法による全合成

A Gram-Scale Batch and Flow Total Synthesis of Perhydrohistrionicotoxin
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号: 37  ページ: 11471-11480  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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(S)-(-)-6-ペンチルテトラヒドロピラン-2-オンを,4,4-ジエトキシブチル-1-インのアセチリドアニオンと反応させ付加体を得た。三重結合を接触還元し飽和体としたのち,2級アルコールをメシル化した。この化合物をヒドロキシルアミンと処理すると,メシル基の置換後分子内でケトンと反応し6員環ニトロンが生成した。このニトロンとスチレンとの[3+2]付加によりイソキサゾリジンを得た。末端のジエチルアセタールを加水分解後,Peterson反応によりシス-α,β-不飽和ニトリルへと導いた。マイクロ波加熱するとスチレンが脱離したのち,分子内でα,β-不飽和ニトリルと反応し光学的に純粋な6,6,5-三環性ニトリルを得た。以上の工程をマイクロリアクターを用いた流通法によりグラムスケールで繰り返した。用いたポンプ,チップ,コイルなどの装置とそれらの材質,反応温度,流速などについてバッチ法の反応条件と比較しつつ詳述した。流通法ではn-ブチルリチウムなどの強塩基を用いた場合,0°Cが良かった。全行程でクロマト生成は2回,水洗は1回であった。なお,三環性ニトリルから(-)-ペルヒドロヒストリオニコトキシンへは,バッチ法により行った。ニトリル基をジイソブチルアルミニウムヒドリドでアルデヒドへと還元した後,Wittig反応により側鎖延長し,接触還元により目的化合物を得た。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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有機化学反応一般  ,  アルカロイド  ,  ピリジン 
物質索引 (3件):
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