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J-GLOBAL ID：201002290442728624   整理番号：10A0494175

低エネルギーX線照射の使用によるレタスの大腸菌O157:H7の不活性化

Inactivation of Escherichia coli O157:H7 on Lettuce, Using Low-Energy X-Ray Irradiation

著者 (4件)： JEONG Sanghyup (Michigan State Univ., Michigan, USA) ,  MARKS Bradley P. (Michigan State Univ., Michigan, USA) ,  RYSER Elliot T. (Michigan State Univ., Michigan, USA) ,  MOOSEKIAN Scott R. (Michigan State Univ., Michigan, USA)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 73  号： 3  ページ： 547-551  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,瞬時浸漬による細菌負荷及びスポット接種したアイスバーグレタスの標記細菌の不活性化法として,低エネルギーX線照射の有効性を試験した。標記細菌の瞬時浸漬負荷または接種後に4°C/24h貯蔵し,次いで4レベルの照射線量(最大0.25kGy)によりX線照射した。その結果,X線照射より,最大約4log CFU/cm²の菌数低減を示した。また,浸漬試料のD₁₀値は約0.040kGyで,これは既報の0.136kGyのγ線照射のそれの約1/3であった。同様に,スポット接種試料のD₁₀値は約0.078kGyであった。さらに,浸透試験により,X線照射(表面で1kGy)はレタスの10枚の葉を積重ねを十分に処理できることを示し,積重ねの中心部で0.2kGy投与(約5log低減)を予測した。これらの結果から,微生物の安全性を保証するために適切に洗浄または殺菌することが困難な生鮮葉菜への不活性化法として,この低エネルギーX線照射は有望であるように見えた。

シソーラス用語： *レタス ,  *X線照射 ,  照射線量 ,  *大腸菌 ,  グラム陰性菌 ,  病原性 ,  殺菌 ,  食品汚染 ,  微生物汚染 ,  安全性 ,  致死率 ,  菌数計測 ,  葉菜 ,  *食品照射 ,  食品衛生
準シソーラス用語： D値【細菌】 ,  *アイスバーグレタス ,  食品安全 ,  *大腸菌O157:H7

分類 (3件)： 食品照射  (FJ03050E) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 低エネルギー ,  X線照射 ,  レタス ,  大腸菌O157 ,  H7 ,  不活性化