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J-GLOBAL ID：201002290468905915   整理番号：10A0432852

トンネル効果電流による単一ヌクレオチド同定

Identifying single nucleotides by tunnelling current

著者 (6件)： TSUTSUI Makusu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANIGUCHI Masateru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TANIGUCHI Masateru (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  YOKOTA Kazumichi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAI Tomoji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAI Tomoji (Konkuk Univ., Seoul, KOR)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 5  号： 4  ページ： 286-290  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年DNA配列決定技術と単分子技術が進歩し,ヘモリシンナノポア検出器による単一ヌクレオチドの配列決定が可能であることが証明されているが,より頑健かつ安定な塩基配列技術が望まれている。そこで,本報では,ヘモリシンの代わりに2つの設定可能なナノ電極を用いた単一ヌクレオチドの電気的検出を試みた。その結果,トンネル効果による単分子ヌクレオチドを介した電子伝達が観察された。さらに,電気伝導度を基にするとヌクレオチドの統計学的同定が可能であることを示した。本技術は電子伝達測定に基づくDNA塩基配列決定技術の開発に寄与できる可能性がある。

シソーラス用語： *トンネル効果 ,  ヌクレオチド配列 ,  *遺伝学実験技術 ,  溶血素 ,  細孔 ,  電子伝達系 ,  電気伝導率 ,  ヌクレオチド ,  エレクトロトランスポート ,  ナノテクノロジー ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  シトシンヌクレオチド ,  グアニンヌクレオチド ,  デオキシリボヌクレオチド ,  チミンヌクレオチド
準シソーラス用語： *DNA配列解析 ,  ナノポア ,  電気伝導度 ,  電子伝達 ,  ヘモリジン

分類 (2件)： 遺伝学研究法  (EC01020N) ,  生物物理学一般  (EA02020O)

物質索引 (4件)： AMP ,  CMP ,  GMP ,  TMP

タイトルに関連する用語 (3件)： トンネル効果 ,  ヌクレオチド ,  同定