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J-GLOBAL ID：201002290502819322   整理番号：10A0714033

ポリエチレンの小変形挙動 in situSAXS測定

Small Strain Behavior of Polyethylene: In Situ SAXS Measurements

著者 (5件)： HUMBERT Severine (INSA-Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  LAME Olivier (INSA-Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  CHENAL Jean-Marc (INSA-Lyon, Villeurbanne, FRA) ,  ROCHAS Cyrille (CERMAV, CNRS, Grenoble, FRA) ,  VIGIER Gerard (INSA-Lyon, Villeurbanne, FRA)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 48  号： 13  ページ： 1535-1542  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレンに異なった熱処理を施し,小変形時の局所変形に及ぼす応力伝達{ST}密度(分子鎖がタイ分子や絡み合いで連結されている割合)と結晶度の影響を調べた。ST密度は自然延伸比率からBrownモデルで評価した。引張りにより引張り方向に直角に配向したラメラ(赤道ラメラ)は局所変形し,引張り方向に平行なラメラ(極ラメラ)はPoisson効果に近い変形した。局所変形{ε_local}は引張り方向に沿ったSAXSで測定した水平ラメラスタックの長周期間隔{Lp}の延伸度とした。ε_local/ε_macroは結晶度(熱処理)にほとんど依存せず,~0.5で一定であった。数値がこのように低いことは赤道領域が球晶の硬化域であるかあるいは低いストレスの結果であり,結晶度の増加が結晶相の部分的パーコレーションにより赤道方向の負荷を除いてストレスを減じ,ST密度の減少で局所赤道弾性率を低下させたことによった。

シソーラス用語： ポリエチレン ,  *変形 ,  球晶 ,  小角X線散乱 ,  *ラメラ ,  固相 ,  パーコレーション ,  応力伝達 ,  Poisson比 ,  結晶度 ,  長周期
準シソーラス用語： SAXS【散乱】 ,  *スタッキング ,  延伸比率 ,  結晶相

分類 (3件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC02030I) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリエチレン ,  変形挙動