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J-GLOBAL ID：201002290524415438   整理番号：10A0610422

原子状ランタニドカチオンおよびそのモノオキシドと二酸化窒素との反応: 室温における気相反応速度論

Nitrogen dioxide reactions with atomic lanthanide cations and their monoxides: gas-phase kinetics at room temperature

著者 (4件)： JARVIS Michael J. Y. (York Univ., Ontario, CAN) ,  BLAGOJEVIC Voislav (York Univ., Ontario, CAN) ,  KOYANAGI Gregory K. (York Univ., Ontario, CAN) ,  BOHME Diethard K. (York Univ., Ontario, CAN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 18  ページ： 4852-4862  発行年： 2010年05月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸化窒素と(NO₂)と14の異なるランタン系列の原子カチオン,Ln⁺(Ln=Ln-Lu,ただしPmは除外)およびそのモノオキシドLnO⁺との化学反応の気相速度論の実験的研究について報告した。測定は,室温で誘導結合プラズマ/選択イオンフローチューブ(ICP/SIFT)タンデム質量分析計を用いて行なった。原子イオンは大きな速度定数で迅速にNO₂と反応し,酸素原子引抜きによりランタニドオキシドLnO⁺カチオンを生成する。NO₂(X²A)ラジカルの特性により,Ln⁺による分子先端の酸素引抜きによるLnO⁺の効率的な形成が可能となる。LnO⁺イオンはNO₂とさまざまな二次および高次の反応を起こしLnO_x(NO)_y(NO₂)_z⁺の型のイオンを生成する。

シソーラス用語： *ランタノイド ,  *カチオン ,  *二酸化窒素 ,  気相反応 ,  *反応速度論 ,  質量分析計 ,  酸化ランタン
準シソーラス用語： タンデム質量分析計 ,  ランタン酸化物

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 原子 ,  オキシド ,  二酸化窒素 ,  室温 ,  気相反応 ,  速度論