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J-GLOBAL ID:201002290558233347   整理番号:10A0860844

赤ワイン中のアントシアニン類の混合モードのイオン交換逆相と逆相カラムによる高速液体クロマトグラフィーの分離の比較

Comparison of high-performance liquid chromatography separation of red wine anthocyanins on a mixed-mode ion-exchange reversed-phase and on a reversed-phase column
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巻: 1217  号: 36  ページ: 5710-5717  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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赤ワインの特徴的な色に効果をもたらすアントシアニン類は,ブドウの種類に従うワインの分類化のマーカーとして利用できる。それは,特に熟成した赤ワインの場合,ピラノアントシアニン類の生成のために,非常に高度のクロマトグラフィー効率を要求する複雑な分離である。これらの種類の化合物の間の共溶出が,熟成したワインのRac/coum比に影響し,ワインを分類化するとき,誤った結果に導く。Vitis labruscaのブドウから抽出されたアントシアニン類を分離するためのC18カラムとは異なる選択性を持つ新規の混合モードのイオン交換逆相カラムの利用が2007年に報告された。本研究では,未熟成の,及び熟成したカベルネ・ソービニヨンワインと他の種のワイン中のピラノアントシアニン類を含むアントシアニン類の分離を評価した。本研究の最も興味深い寄与は,C18固定相で(ワイン中でのみに生成する)アントシアニン類とピラノアントシアニン類に観察されたものと比べて異なる溶出順序と選択性である。また別の興味深い点は,クロマトグラムの末端で明瞭に分離ピークとして溶出するポリマー分画の分離である。しかし,同一の次元と粒子サイズの高効率C18カラムと比較して本混合モードカラムは,理論段数8000以下のブロードピークをマルビジン3-グルコシドに示す一方,同一の次元と粒子サイズのC18カラムは,カラムのメ-カーに依存するが,カラム効率が10倍高い。試験条件下での混合相の分析時間は,同一の次元と粒子サイズのC18カラムの約2倍である。高い効率の混合モードカラムは,その改良された感度のために,アントシアニン類の分取クロマトグラフィーの2次元分離における有用な役割と同時に,ワイン中のアントシアニン類の分離に興味深い展望を与えるであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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ぶどう酒  ,  果実とその加工品  ,  グリコシド,配糖体 

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