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J-GLOBAL ID:201002290566073030   整理番号:10A1039784

金へのジホスフィン-シランの配位による超原子価シリコン化合物

Hypervalent Silicon Compounds by Coordination of Diphosphine-Silanes to Gold
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号: 35  ページ: 10808-10817  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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o-リチウム化ジイソプロピルフェニルホスフィンとRSiCl3と反応した後,HF・コリジンを用いてClとFの交換反応を行い,両親和性ジホスフィン-シラン配位子[(iPr2P)C6H4]2Si(R)(R=F,P,Me)を合成した。この配位子と[AuCl(SMe2)]をジクロルメタン中処理して表記した三種類の配位化合物を合成した。得られた錯体はX線回折解析,NMR分光法とDFT計算で評価し,これらの錯体がAu→Si相互作用を行っていること並びにシリコン周辺の三方両錐ジオメトリーを採っていることが分かった。一個の電子吸引性フッ素原子の存在でσ受容体配位子としてシランの配位を認めるのに十分で,それは金原子に対してtrans位にあることが分かった。シリコンの第二番目の置換基(R=F,Ph,Me)の性質はAu→Si相互作用の大きさには殆ど影響しなかった。この現象は関連するN→Siアダクトに対して見られる現象とは顕著に対照的であった。可変温度と二次元交換NMR分光法(2D EXSY NMR)実験によりシリコン周辺の頂点/赤道位置はこのNMR時間スケールでゆっくりと交換した。金に対してtransあるいはcis位のフッ素原子を有するこの二つの形状は分光学的に特性を評価され,そしてそれらの相互交換に対する活性化障壁が見積もられた。この二つの異性体構造の結合と相対的安定性はDFT計算で評価された。
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分類 (2件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  有機けい素化合物 
物質索引 (4件):
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