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J-GLOBAL ID：201002290568600542   整理番号：10A0005578

改善された屋内環境の均一性に対する自然換気された畜舎の換気形態の最適化

Optimising the ventilation configuration of naturally ventilated livestock buildings for improved indoor environmental homogeneity

著者 (5件)： NORTON Tomas (Food Refrigeration and Computerised Food Technol. (FRCFT), Univ. Coll. Dublin, National Univ. of Ireland ...) ,  NORTON Tomas (Teagasc Agricultural Res. Centre, Kinsealy, Malahide Road, Dublin 17, Ireland) ,  GRANT Jim (Teagasc Agricultural Res. Centre, Kinsealy, Malahide Road, Dublin 17, Ireland) ,  FALLON Richard (Teagasc Agricultural Res. Centre, Grange, Dunsany, Co. Meath, Ireland) ,  SUN Da-wen (Food Refrigeration and Computerised Food Technol. (FRCFT), Univ. Coll. Dublin, National Univ. of Ireland ...)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 45  号： 4  ページ： 983-995  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然換気された畜舎の形態的構造と換気形態のために,動物居住区では換気効率が大きくばらつくことがある。自然換気された畜舎を設計する際には均一な屋内環境を確保することが重要である,なぜなら,生産者は,少なくとも卓越気候については,動物は同じ環境条件を享受しているものと信じているからである。その上,建築設計過程において気候の均一性を導入することにより,屋外が強風の際にも建物の特定領域における流速が高まるのを低減でき,その際これらの領域にいる動物の寒冷ストレスは低減される。従って,屋内環境の均一性を高めるには建築物の形態的特徴をどうやって変更するかを知ることが望ましい。本研究では,応答表面法と計算流体力学を用いて,建築形態と換気形態の関数としての自然換気された畜舎の屋内環境の均一性を記述する予測モデルを開発した。3つの軒の開口条件を選定し,以て開発した応答表面のアイルランドで遭遇する実際状況への適用性の改善を図った。その結果,高度から中程度の空隙率の軒開口条件に対しては,環境の均一性は建築物の屋根勾配に最も敏感であることが示された。しかしながら,低い空隙率の軒開口条件を用いる場合には,均一性は側壁高さに非常に敏感であることが判った。結局,本研究により,最も制限的な軒開口条件を採用する場合には,建築形態を変更することが環境の均一性に対して最も大きく影響することが判った。また,開発した方程式により,設計者は自然換気された牛舎における優れた均一性を得るために,後からでも最も優れた設計変数の組み合わせを選択することができることも望まれる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *畜舎 ,  *自然換気 ,  最適化 ,  方法論 ,  建築設計 ,  最適設計 ,  屋内環境 ,  均一性 ,  予測モデル ,  モデリング ,  計算流体力学 ,  事例研究 ,  アイルランド
準シソーラス用語： 応答表面法 ,  建築形態

分類 (2件)： 換気  (PC02040B) ,  住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 屋内環境 ,  均一性 ,  自然換気 ,  畜舎 ,  換気 ,  形態 ,  最適化