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J-GLOBAL ID:201002290616871740   整理番号:10A0177489

中国北部のオオタバコガ(Helicoverpa armigera,鱗翅目,ヤガ科)におけるCry1Ac発現Btワタに対する圃場進化抵抗性の証拠

Evidence of field-evolved resistance to Cry1Ac-expressing Bt cotton in Helicoverpa armigera (Lepidoptera: Noctuidae) in northern China
著者 (11件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 155-161  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抵抗性の進化は,殺虫性蛋白質を発現するトランスジェニック作物の有効性に対し脅威となっている。抵抗性管理を有効にするためのキー要素の1つは,圃場個体群における抵抗性対立遺伝子頻度を早期に検出するモニタリングプログラムをタイミング良く実行することである。ここでは,F1/F2スクリーン,用量-応答バイオアッセイおよび圃場調査を行い,中国のトランスジェニックBtワタ圃場の主要害虫オオタバコガ(Helicoverpa armigera,鱗翅目,ヤガ科)個体群におけるCry1Ac発現ワタに対する抵抗性を調べた。河北省,Quixian地域のBtワタ圃場において,オオタバコガの卵個体数は2003年から2007年にかけて増加傾向がみられた。F2スクリーニング法を用いて,本害虫のQuixian個体群の抵抗性対立遺伝子頻度を推定した結果,2007年に採集した個体の値は0.075となり,9年前の個体と比べて12倍高くなっていることが示された。用量-応答バイオアッセイを行った結果,同地域から採集した圃場個体群は,実験室の感受性系統と比べてCry1Ac毒素に対し11倍の抵抗性レベルを示した。ここでは,Btワタを数年間集中して栽培した地域でのオオタバコガの圃場進化抵抗性のケースについて報告した。本地域では,抵抗性頻度を高めたいための予防的方策を実施する必要がある。
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  繊維料作物 
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