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J-GLOBAL ID：201002290654720976   整理番号：10A0256923

304ステンレス鋼の腐食特性に及ぼすレーザ衝撃加工の影響

Effects of Laser Shock Processing on Corrosion Properties of 304 Stainless Steel

著者 (3件)： KONG D.J. (Jiangsu Polytechnic Univ., Changzhou, CHN) ,  MIAO H. (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics, Nanjing, CHN) ,  HU A.P. (Jiangsu Polytechnic Univ., Changzhou, CHN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 426/427  ページ： 109-113  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 304ステンレス鋼の表面を,レーザ衝撃波で加工し,表面ミクロ組織をSEMで観察し,残留応力をX線回折(XRD)応力試験機で測定した。25%のNaCl水溶液での応力腐食実験を行い,応力腐食の亀裂感度を調べ,レーザ衝撃波加工(LSP)が応力腐食抵抗に及ぼす影響を解析した。結果は,レーザ衝撃加工による304ステンレス鋼の微小硬度が,HV220からHV320に増加し,強化層のレーザ衝撃加工による304ステンレス鋼の圧縮残留応力は,疲労寿命の増加を促進した。レーザ誘起衝撃波は,材料表面に弾性変形を生じ,完全に回復できず,圧縮残留応力の発生を示した。亀裂が現れる時間は,圧縮残留応力と逆比であり,LSPによる304ステンレス鋼の残留応力は応力腐食割れの感度を減らす圧縮応力として作用した。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *レーザ加工 ,  残留応力 ,  *応力腐食 ,  X線応力測定 ,  金属組織 ,  塩化ナトリウム ,  微小硬さ ,  圧縮応力 ,  衝撃 ,  疲れ寿命 ,  弾性変形 ,  応力腐食割れ ,  亀裂発生 ,  衝撃波 ,  耐食性
準シソーラス用語： AISI304 ,  レーザ衝撃

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 304ステンレス鋼 ,  腐食特性 ,  レーザ衝撃