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J-GLOBAL ID：201002290665854931   整理番号：10A0747096

レール緩衝材と複数車輪による音波反射の鉄道転がり騒音への影響

The influences on railway rolling noise of a rail vibration absorber and wave reflections due to multiple wheels

著者 (2件)： LIU H P (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  WU T X (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part F. Journal of Rail and Rapid Transit  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part F. Journal of Rail and Rapid Transit)
巻： 224  号： 3  ページ： 227-235  発行年： 2010年 
JST資料番号： T0790A  ISSN： 0954-4097  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複合軌道緩衝材モデルを用い,転がり騒音を発生させる主要構成品の1つである複数車輪と,レール振動緩衝デバイスの効果を調べた。効果は,レール緩衝デバイス使用による複数車輪レール干渉誘導音波反射とレール沿い振動の低下率増大であった。レール緩衝デバイスと複数車輪の有無(すなわち全部で4状況)による計算結果比較により表面粗度励振によるレール振動と騒音放射を調べた。これらの結果を振動エネルギーと音響パワーレベルに関して与え,4状況の軌道で比較した。理論的予測は,複数車輪とレール緩衝デバイスが,軌道沿いのレールリセプタンス,車輪レール干渉力,及び振動低下率に顕著な影響を及ぼすことを示した。さらに,エネルギーと騒音への複数車輪の影響が限られるのに対し,レール緩衝デバイスのそれは顕著であった。転がり騒音のレール成分を,レール緩衝装置を使って7.3dB(A)低減できた。しかし複数車輪はレール放射にわずかな影響を及ぼした。

シソーラス用語： 車両軌道力学 ,  *鉄道騒音 ,  接触 ,  *車輪 ,  *レール ,  装置 ,  音波伝搬 ,  *騒音抑制 ,  *転がり接触
準シソーラス用語： *振動緩衝装置 ,  騒音伝搬 ,  転がり騒音

分類 (2件)： 線路構造,軌道材料  (RC07030B) ,  鉄道騒音・振動  (TC01020C)

タイトルに関連する用語 (7件)： レール ,  緩衝材 ,  車輪 ,  音波反射 ,  鉄道 ,  転がり ,  騒音