文献

J-GLOBAL ID：201002290666725850   整理番号：10A0965149

ラメラ形成ジブロック共重合体の高濃度ナノ粒子配列の表面-誘発相転移

Surface-induced phase transitions in dense nanoparticle arrays of lamella-forming diblock copolymers

著者 (5件)： LI Shiben (Dep. of Physics, Wenzhou Univ., Wenzhou, Zhejiang 325035, CHN) ,  JI Yongyun (Dep. of Physics, Wenzhou Univ., Wenzhou, Zhejiang 325035, CHN) ,  CHEN Peng (School of Chemistry, Anhui Univ., Hefei, Anhui 230039, CHN) ,  ZHANG Linxi (Dep. of Physics, Wenzhou Univ., Wenzhou, Zhejiang 325035, CHN) ,  LIANG Haojun (CAS Key Lab. of Soft Matter Chemistry, Univ. of Sci. and Technol. of China, Hefei, Anhui 230026, CHN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 21  ページ： 4994-5001  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラメラ形成ジブロック共重合体の高濃度ナノ粒子配列の表面-誘発相転移を,実-空間自己無撞着場の理論を用いて調べた。濃いナノ粒子配列は,3つの空間方向に不完全閉じ込めがある,はっきりと異なる強い閉込め環境を提供した。立方体対称を持ついくつかの複雑な相(例えばモノ連続やビ連続相)が,濃いナノ粒子配列で確認された。ナノ粒子配列において,表面の選好性の強さを調節することにより,非秩序相が複雑な秩序相へと小さな期間で誘発され,一方,秩序-秩序転移は,大きな期間で起こった。自由及びエントロピー的エネルギーに関する調査で,これらの表面によって誘発された相転移が,一次であり,そして,秩序相の安定性は表面選好性の強さと緊密に相関していることが示された。ここで得られた結果は,閉込め系での高分子の相挙動についての知識を豊かにするものであり,そして,それはブロック共重合体に基づく新しいナノ材料を作るために役に立つことが期待される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *SCF法 ,  *相転移 ,  *ジブロック共重合体 ,  ナノ粒子 ,  配列

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (6件)： ラメラ ,  ジブロック共重合体 ,  高濃度 ,  ナノ粒子 ,  誘発 ,  相転移