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J-GLOBAL ID:201002290689545310   整理番号:10A0604496

中国南部の電子廃棄物リサイクリング地域および都市地域のハウスダストにおける臭素化難燃剤: ヒト被曝予測

Brominated flame retardants in house dust from e-waste recycling and urban areas in South China: Implications on human exposure
著者 (10件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 535-541  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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臭素化難燃剤(BFRs)を中国南部の電子廃棄物(e-廃棄物)リサイクリング地域および都市地域のハウスダストで研究した。ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs)濃度はe-廃棄物リサイクリング地域で227~160000ng/g,都市地域で530~44000ng/gの範囲であった。これら値は都市地域のサンプルの約1/4で主要成分であった新規なデカブロモジフェニルエタン(DBDPE)の100~47000ng/gを除いて,他のBFRsよりかなり大きかった。都市ダストPBDE濃度は多くの欧州およびアジア諸国よりも一般的に大きく,北アメリカでの値と同程度であった。都市ダストDBDPE濃度は世界の他の地域よりも大きかった。独特なダストBFRプロファイルが2地域で認められ,これら地域における活動を反映していた(電子産業対e-廃棄物リサイクリング)。研究地域のダストサンプル中におけるBDE-202の存在,ならびにBDE-197のBDE-201対比およびnona-BDEsのdeca-BDE対比はdeca-BDEの環境分解を示すようであった。ハウスダストによる平均成人および幼児の日常摂取予測値(EDIs)は研究地域におけるPBDEsで37.0~304ng/日,他の全BFRsで3.01~87.6ng/日の範囲であった。ハウスダストによるEDIsは他の屋内経路(大気,魚類,人乳,およびオモチャ)による値よりもかなり大きかった。ハウスダストによるPBDE曝露有害リスクは災害商により可能性が小さいと示されたが,この曝露経路は子供へのBFR曝露が大きく,完全に研究されていない他のBFRs(DBDPEなど)が存在するため大いに懸念する必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質  ,  難燃剤 
物質索引 (4件):
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