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J-GLOBAL ID:201002290694031812   整理番号:10A0850913

サイズ適応の車両を追加することによる高速鉄道橋の振動低減

Vibration reduction of high-speed railway bridges by adding size-adjusted vehicles
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 2839-2849  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高速列車の影響を受ける鉄道橋に対して,列車の周期的な車輪の荷重による共振現象によって過度の振動が引き起こされる。韓国では,韓国高速鉄道(コリアントレインエクスプレス:KTX)に対して建設された鉄道橋の振動レベルを低減することが非常に注目されている。鉄道橋は,KTX全体の線路の37%を占め,橋の深刻な振動は,それらの維持と修理コストを上昇させる。過去数年にわたり,超過振動を回避するための多くの作業が行われてきた。しかしながら,作業の大半が,橋の交代や改良を目的としたものであった。本論文では,新しい振動低減方式として,既存のKTX列車編成の中にサイズ適応の車両を間に入れることを提案する。追加されたサイズ適応車両は,非同期の荷重を生成し,共振現象を抑制する。提案された手法の妥当性は,1/100スケールの列車-橋モデルを利用した数値シミュレーションと実験の組合せにより確認された。数値シミュレーションでは,橋モデルのスパン中央部における垂直たわみ,加速度,曲げモーメントが,組み入れられた車両の大きさと位置の2つのパラメータを変化させて,計算される。数値シミュレーションと同じ方法で位置を変化させて,1/2サイズの車両により実験が行い,数値シミュレーションと適度に一致した振動低減の一般的な傾向が示され,数値シミュレーションにおける振動低減効果がみられたことを確認した。数値計算と実験の結果から,提案された方式が,高速鉄道橋の振動を低減し,その後の振動による損傷に関連した修理と維持コストを低減することが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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線路構造,軌道材料 
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