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J-GLOBAL ID：201002290696458988   整理番号：10A0507293

フェノール系発酵阻害剤に対する耐性に関与するSaccharomyces cerevisiae遺伝子の同定

Identification of Saccharomyces cerevisiae Genes Involved in the Resistance to Phenolic Fermentation Inhibitors

著者 (4件)： SUNDSTROEM Linda (Lund Univ., Lund, SWE) ,  SUNDSTROEM Linda (AstraZeneca R&D Moelndal, Moelndal, SWE) ,  LARSSON Simona (Riga Technical Univ., Riga, LVA) ,  JOENSSON Leif J. (Umeaa Univ., Umeaa, SWE)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology. Part A. Enzyme Engineering and Biotechnology)
巻： 161  号： 1/8  ページ： 106-115  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種変異Saccharomyces cerevisiae株を用い,コニフェリルアルデヒド,フェルラ酸及びイソオイゲノールに感受性な変異株を調べた。コニフェリルアルデヒドに感受性を示すyap1Δ,atr1Δ及びflr1Δの3株を同定した。yap1(転写活性化因子Yap1pをコード)の欠失はコニフェリルアルデヒドのコニフェリルアルコールへの還元速度を1/6に減少し,Yap1p制御遺伝子atr1及びflr1の欠失は1/3に減少した。遅れ期ではコニフェリルアルデヒドが還元されコニフェリルアルコールが形成され,yap1,atr1及びflr1のコニフェリルアルデヒド耐性への寄与が示唆された。本結果はリグノセルロース加水分解物を用いたS.cerevisiaeによるエタノール発酵に有用である,

シソーラス用語： フェノール類 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  遺伝子 ,  転写因子 ,  欠失突然変異 ,  リグノセルロース ,  *エタノール発酵 ,  *増殖阻害 ,  オレフィン化合物 ,  フェノールエーテル ,  不飽和アルコール ,  ジオール ,  不飽和アルデヒド ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： atr1遺伝子 ,  flr1遺伝子 ,  Yap1p蛋白質 ,  yap1遺伝子 ,  遅れ期 ,  転写活性化因子

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (4件)： イソオイゲノール ,  コニフェリルアルコール ,  コニフェリルアルデヒド ,  フェルラ酸

タイトルに関連する用語 (7件)： フェノール ,  発酵 ,  阻害剤 ,  耐性 ,  Saccharomyces ,  遺伝子 ,  同定