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J-GLOBAL ID：201002290775733587   整理番号：10A0054350

高流動コンクリートのITZ多孔性および塩化物耐性にセメントの種別がおよぼす影響

Influence of cement type on ITZ porosity and chloride resistance of self-compacting concrete

著者 (3件)： LEEMANN Andreas (Empa, Swiss Federal Laboratories for Materials Testing and Res., UEberlandstr. 129, CH-8600 Duebendorf, CHE) ,  LOSER Roman (Empa, Swiss Federal Laboratories for Materials Testing and Res., UEberlandstr. 129, CH-8600 Duebendorf, CHE) ,  MUENCH Beat (Empa, Swiss Federal Laboratories for Materials Testing and Res., UEberlandstr. 129, CH-8600 Duebendorf, CHE)
資料名： Cement & Concrete Composites  (Cement & Concrete Composites)
巻： 32  号： 2  ページ： 116-120  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0500B  ISSN： 0958-9465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高流動コンクリート(SCC)の利用が拡大するにつれて,その耐久性が問題となってきている。コンクリートのミクロ組織の観点からすると,界面遷移域(ITZ)における多孔性が,透水性および耐久性を左右するものであると考えられる。一般的に,SCCはセメントと鉱物性混和剤とを組み合わせて製造される。当研究では,普通ポルトランドセメント,ポルトランドライムストーンセメント,スラグセメント,およびフライアッシュ入りの普通ポルトランドセメントから製造した4種類のSCC混合材のITZ多孔性を対象に解析を行った。さらに,塩化物移動係数についても追求した。ITZ多孔性およびSCC混合材の幅は同様とした。塩化物移動係数における実質的差異によって,結合材の種類がITZの細孔量よりも強く浸透性に影響することが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高流動コンクリート ,  遷移境界層 ,  *多孔性 ,  *耐塩性 ,  ポルトランドセメント ,  スラグセメント ,  *フライアッシュセメント ,  透水性 ,  粒度分布 ,  骨材 ,  ブリージング ,  空隙率 ,  圧縮強さ ,  耐久性 ,  細孔径分布
準シソーラス用語： ITZ

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高流動コンクリート ,  多孔性 ,  塩化物 ,  耐性 ,  セメント