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J-GLOBAL ID:201002290809540317   整理番号:10A0467992

事前-事後の安全評価のための完全Bayes法多変量アプローチ

A fully Bayesian multivariate approach to before-after safety evaluation
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 1118-1127  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報は,事前-事後の安全評価のための完全Bayes法多変量アプローチを提示する。経験的Bayes法(EB)が広く用いられてきたが,EBは,信頼できる安全性能関数(SPF)の作成と校正が必要とされ,またEBの安全有効性の算定は,かなり大きな参照群が入手できなければ,過小評価される可能性があるという制約がある。その理由は,算定されたSPFの回帰係数と分散パラメータが,EBの最終安全有効性に反映されていないためである。安全評価における完全Bayes法(FB)は,FBアプローチの回帰パラメータの不確かさが,モデルを通して伝播され,最終の安全有効性算定にいたるまで維持されることから,EBの制約を克服する潜在可能性を持つ最先端の手法として現れている。それにもかかわらず,事前-事後解析における完全Bayes法の応用は,まだ多くない。理由の一部は,実務者向けの段階的FB実行方法に対する文書化が不足していること,並びに計算の複雑さが増すことにある。実務者向けに段階が文書化されているEB手法に反して,事前-事後FB評価の実施のための段階は,特に,比較グループ/比較グループ群を用いた事前-事後調査のような,より一般的な設定において,まだ明確に設定されていない。本報の目的には,ふたつある:(1)比較グループ/比較グループ群を用いて,事前-事後評価のために異なる重度レベルの衝突回数を一緒にモデル化した完全Bayes多変量解析アプローチを開発すること,(2)比較グループ/比較グループ群を用いた事前-事後評価のための,FB法の実施のための段階的手順を確立すること。本報で紹介された完全Bayes多変量アプローチは,対応する単一変量のアプローチ(古典的法またはBayes法のいずれか)以上に,多変量アプローチは,多変量衝突回数の根底にある相関構造を回復することが可能で,また,異なった衝突重度または予想される衝突回数の算定に対する型の間の相関を考慮して,より正確な安全有効性の算定に通ずるという,追加の利点がある。この新規の手法は,13年間にわたり,韓国の高速道路で,標記した制限速度を低下することの安全効果を評価するために取得された多変量衝突回数データを用いて図示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自動車事故,交通安全 
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