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J-GLOBAL ID：201002290836552572   整理番号：10A0762702

Cryptomeria japonicaの分化早材仮道管細胞壁におけるグルコマンナンの時間的及び空間的免疫局在性

Temporal and spatial immunolocalization of glucomannans in differentiating earlywood tracheid cell walls of Cryptomeria japonica

著者 (4件)： KIM Jong Sik (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  AWANO Tatsuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YOSHINAGA Arata (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKABE Keiji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 232  号： 2  ページ： 545-554  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 免疫組織化学的に分化早材仮道管細胞壁における,グルコマンナンの時空的分布を解析した。S1層形成初期から細胞壁の角でグルコマンナンの蓄積が始まり,S1層形成時細胞壁に不均一に分布した。グルコマンナン標識は形成層及び伸長細胞では見られなかった。S2層形成段階ではS1層とS2層の境界がS1層の他の部分より強いグルコマンナン標識を示し,S3形成段階では内部S2層は外S2層より強いグルコマンナン標識を示した。成熟仮道管ではS2層及びS3層の内部が他の層より強いグルコマンナン標識を示した。アルカリ処理によるグルコマンナンの脱アセチル化によりグルコマンナン標識の増加と,細胞壁のより均一なグルコマンナン分布が見られた。仮道管細胞加齢過程の一つとして細胞壁形成が完了した後にいくらかのアセチル基がグルコマンナンから除去されることを示唆した。

シソーラス用語： 時空 ,  スギ ,  *マンナン ,  仮道管 ,  *細胞壁 ,  蛍光抗体法 ,  粒子 ,  アセチル化 ,  電子顕微鏡観察 ,  免疫組織化学 ,  *春材 ,  *生体内分布 ,  *グルコマンナン ,  金粒子 ,  *膜 ,  *生体膜 ,  バイオアッセイ
準シソーラス用語： Cryptomeria japonica ,  免疫蛍光分析 ,  *早材 ,  組織分布

分類 (1件)： 植物形態学・解剖学  (EH01040Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： Cryptomeria ,  分化 ,  早材 ,  仮道管 ,  細胞壁 ,  グルコマンナン ,  免疫 ,  局在性