抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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対馬暖流の流路については,今まで数値実験や船舶観測により多くの研究が行われてきたが未だ統一した見解に至っていない。そこで本研究は日本海南西部における対馬暖流の流路変動を調べるために,船舶観測に比べ高い時空間分解能を持つ海面高度計と表層漂流ブイの観測データを用いて解析した。表層漂流ブイと海面高度計のデータから求めた絶対海面流速場をMichell et al.(2003)と比較した結果,実際の海面流の変動をよく捉えていることが分かった。このことより,得られた絶対海面流速場を元に対馬暖流の流路の変動を議論していくことが有効と判断できた。発表時には,流路の季節変動やそのパターンを整理して述べる予定である。(著者抄録)