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J-GLOBAL ID:201002290859575014   整理番号:10A0375291

酵母COX2の第一膜貫通ドメインにおける単一突然変異はその異地性発現を可能にする

A single mutation in the first transmembrane domain of yeast COX2 enables its allotopic expression
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  号: 11  ページ: 5047-5052  発行年: 2010年03月16日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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進化の過程において,ミトコンドリアゲノム含量の大幅な減少が生じ,多くの遺伝子が細胞核に移動した。ミトコンドリア遺伝子の移動/保持過程を制御する因子を特性化するために,チトクロームcオキシダーゼサブユニットをコードする酵母COX2遺伝子の移動障壁を研究した。Saccharomyces cerevisiaeの細胞核に再コード化されたCOX2のN末端を,種々の代替ミトコンドリア標的化配列(MTS)と融合させても,ミトコンドリアCOX2遺伝子を不活化した酵母株の増殖欠陥性を相補しなかった。雑種MTS-COX2をランダム変異誘発させた結果,Cox2の最初の膜貫通ドメインの単一突然変異(W56→R)が,突然変異体ミトコンドリアによるチトクロームcオキシダーゼ特異的呼吸を部分回復することを示した。COX2W56Rは疎水性ミトコンドリア蛋白質をコードするMTSを用いた時にのみ異地的に発現された(親水性蛋白質由来のMTSは否)。in vitro進化戦略の適用を他のミトコンドリア遺伝子に適用することで,ミトコンドリアゲノムを完全に欠き,なおかつ呼吸機能を有する酵母が作製できる可能性を示した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  細胞生理一般 

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