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J-GLOBAL ID:201002290887037990   整理番号:10A0106726

乳児期ラットの早期低栄養は大脳皮質におけるグリコーゲン含量を増加させ,GSK3,AMPK,p38MAPK及びJNKの各活性型を減少させる

Early undernutrition increases glycogen content and reduces the activated forms of GSK3, AMPK, p38 MAPK, and JNK in the cerebral cortex of suckling rats
著者 (9件):
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巻: 112  号:ページ: 123-133  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳児期の栄養不足は脳のインシュリン反応性を高めて脳発達に及ぼすと言われる。著者等は,分娩後の母ラットの栄養を制限して仔ラットの栄養不足を生じさせ,10日齢においてインシュリン作用に関連する各種のパラメーターの変化を測定した。組織化学的検索で,低栄養は星状細胞に限って,グリコーゲン含量が高いことが分かった。大脳皮質のリン酸-GSKも増加していた。GSKは蛋白質リン酸化を介して,脳の発達に重要な役割を果たす可能性が推測された。アポトーシスを調節するリン酸化p38,及び総JNK及びリン酸化JNKは共に,低栄養で減少した。しかし,開裂カスパーゼ3は変化せず,このことは,この条件下では大脳皮質アポトーシスには大きく変化していないことを示唆している。これらから著者等は,得られた結果だけでは脳機能に対する影響を特定することは出来ないが,各因子の重要性から見て,低栄養は大脳皮質の発達と機能に長期的悪影響を与える可能性は十分推測されると結論した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  酵素生理  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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