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J-GLOBAL ID：201002290958075082   整理番号：10A1043624

アルミニウムDC鋳造中のスプラッシュ発生に及ぼす水冷条件の影響

Effect of water cooling conditions on splash break occurance during aluminum DC casting

著者 (3件)： 森下誠 ((株)神戸製鋼所アルミ・銅カンパニー真岡製造所アルミ板研究部材料加工研究室) ,  阿部光宏 ((株)神戸製鋼所アルミ・銅カンパニー真岡製造所アルミ板研究部材料加工研究室) ,  吉田誠 (早稲田大学各務記念材料技術研究所)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 60  号： 8  ページ： 379-385 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウムの縦型DC鋳造における冷却水のスプラッシュの再現と熱移動状態を測定できる冷却模擬実験装置を作製し,スプラッシュ発生条件と冷却能力の定量化を行った。高さ400×幅150mmを冷却面とした厚さ100mmのAl合金ブロックを400°Cに加熱後,熱電対を挿入して鋳型にセットし水冷した。水冷によるブロック内の温度変化を測定し,冷却面の表面温度及び熱流束を算出した。実験装置を用いたシミュレーションにより,水温,水量,エアギャップ量及び水流角度が熱流束とスプラッシュ発生挙動に及ぼす影響を調べた。これらの結果から,スプラッシュ発生パラメータを導出し,スプラッシュを防止して最大の熱流束を得るための鋳造条件を求めた。

シソーラス用語： *半連続鋳造 ,  水冷 ,  鋳型【鋳造】 ,  *アルミニウム合金 ,  *アルミニウム ,  温度変動 ,  表面温度 ,  熱流束 ,  シミュレーション ,  水温 ,  流水量 ,  水流 ,  角度 ,  鋳込条件 ,  冷却水
準シソーラス用語： エアギャップ ,  *スプラッシュ ,  模擬実験装置

分類 (1件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q)

引用文献 (10件)：

• 1) D. A. Weirauch Jr., L. Martonik, A. Giron, D. Ziegler and M. G. Chu: Light Metals 2000, TMS, (2000), 649–656.
• 2) M. Morishita, K. Nakayama, K. Tokuda and K. Yoshikawa: Light Metals 2000, TMS, (2000), 657–662.
• 3) K. Tokuda, M. Morishita and S. Oie: Proceeding of ICAA-6, 1 (1998), 225–230.
• 4) J. M. Drezet, M. Rappaz, G. U. Grun and M. Gremaud: Metall. Mater. Trans. A, 31A (2000), 1627–1634.
• 5) Y. Watanabe and N. Hayashi: Sumitomo Light Metal Technical Reports, 37 (1996), 44–49.

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム ,  DC鋳造 ,  スプラッシュ ,  水冷