文献
J-GLOBAL ID:201002291085622363   整理番号:10A1046880

電荷移動相互作用誘起有機ゲルにおける分光学的,顕微鏡的ならびに最初のレオロジー研究

Spectroscopic, microscopic and first rheological investigations in charge-transfer interaction induced organogels
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号: 34  ページ: 7227-7235  発行年: 2010年09月14日 
JST資料番号: W0204A  ISSN: 0959-9428  CODEN: JMACEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(TRIS)誘導カルボキサミド基が1,2または9位に結合した3種類のアントラセンカルボキサミドまたはアルキル鎖長の異なる5種類の2,3-ジアルコキシアントラセンをドナー,2,4,7-トリニトロフルオレノン(TNF)を共通のアクセプタとする電荷移動相互作用媒介有機ゲル(CT-ゲル)を作製し,その性質について調べた。ゲル化能に対するドナー構造の影響をTRISカルボキサミド基及びアルコキシ基の置換位置ならびにジアルコキシアントラセンのアルキル鎖長の関数として比較した。アントラセンカルボキサミドの場合,その置換位置とは無関係にTNFが存在しないとゲル化しなかった。アントラセンジアルコキシドの場合,アルキル鎖がC6以上では単独でもゲル化能を有し,TNF添加によってさらにゲル化能は増大した。C4あるいはC5アルコキシドの場合,単独ではゲル化能を有さないがTNF存在下ではゲル化剤として作用した。また,置換位置が2,3位以外のアントラセンジアルコキシドではTNFが存在してもゲル化しなかった。これらのドナー-アクセプタ錯体は種々の脂肪族アルコールをゲル化するが,ほとんどの場合,それらのゲル形成には迅速冷却を必要とした。生成したゲルの熱安定性の研究から,ドナーとアクセプタの最適化学量論比は1:1であることが分かった。動的レオロジー測定から,これらのCTゲルが粘弾性柔物質であり,その機械的強さは共存するTNT量に依存する,すなわちゲル強度をアクセプタ量により調節できることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  分子化合物  ,  コロイドのレオロジー 
物質索引 (9件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る