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J-GLOBAL ID：201002291091199120   整理番号：10A0767144

熱イオン化質量スペクトル(TIMS)とフィラメント浸炭による環境標準試料とチェルノブイルからの試料中の²⁴⁰Pu/²³⁹Pu,²⁴¹Pu/²³⁹Puと²⁴²Pu/²³⁹Pu同位体比の決定

Determination of ²⁴⁰Pu/²³⁹Pu, ²⁴¹Pu/²³⁹Pu and ²⁴²Pu/²³⁹Pu isotope ratios in environmental reference materials and samples from Chernobyl by thermal ionization mass spectrometry (TIMS) and filament carburization

著者 (4件)： JAKOPIC Rozle (Joint Res. Centre, European Commission, Geel, BEL) ,  RICHTER Stephan (Joint Res. Centre, European Commission, Geel, BEL) ,  KUEHN Heinz (Joint Res. Centre, European Commission, Geel, BEL) ,  AREGBE Yetunde (Joint Res. Centre, European Commission, Geel, BEL)
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 25  号： 6  ページ： 815-821  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4種類の標準試料,IAEA135,IAEA368,IAEA土壌6,NIST4354とチェルノブイリからの土壌と苔の試料中の同位体比²⁴⁰Pu/²³⁹Pu,²⁴¹Pu/²³⁹Puと²⁴²Pu/²³⁹Puを熱イオン化質量分析(TIMS)と多重イオン計数(MIC)ならびにフィラメント浸炭の組み合わせによって決定した。硝酸溶液による浸出後,CaC₂O₄と共沈殿させ,アニオン交換と抽出クロマトグラフィーによって分離し,浸炭Reフィラメントに担持させた。炭素源としてベンゼンガスを使用してフィラメントの浸炭を行い,プルトニウムの検出効率が向上できた。標準試料について得られた²⁴⁰Pu/²³⁹Pu同位体比は文献値と良く一致した。²⁴⁰Pu/²³⁹Puだけでなく²⁴¹Pu/²³⁹Puと²⁴²Pu/²³⁹Puについてもデータが得られ,核物質保障措置における環境試料の分析に役立つことが分かった。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  *プルトニウム同位体 ,  プルトニウム239 ,  *質量分析 ,  *浸炭 ,  *フィラメント ,  *環境試料 ,  標準片 ,  多重イオン化 ,  *同位体存在比 ,  土壌分析 ,  こけ類 ,  放射性同位体 ,  保障措置 ,  抽出クロマトグラフィー ,  分離
準シソーラス用語： *チェルノブイリ事故 ,  プルトニウム241 ,  プルトニウム242 ,  プルトニウム240 ,  *熱イオン化質量分析

分類 (3件)： 同位体存在比,質量スペクトル  (BH02030R) ,  無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H) ,  核化学・放射化学一般  (CB10010V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 質量スペクトル ,  TIMS ,  フィラメント ,  浸炭 ,  環境 ,  標準試料 ,  試料 ,  同位体比