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J-GLOBAL ID：201002291125175039   整理番号：10A0186903

フィブリノーゲンの金からの電気化学脱着

Electrochemical Desorption of Fibrinogen from Gold

著者 (5件)： MALLON Colm T. (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  DE CHAUMONT Ciaran (Royal Coll. of Surgeons in Ireland, Dublin, IRL) ,  MORAN Niamh (Royal Coll. of Surgeons in Ireland, Dublin, IRL) ,  KEYES Tia E. (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  FORSTER Robert J. (Dublin City Univ., Dublin, IRL)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 1  ページ： 293-298  発行年： 2010年01月05日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 負の電位をもつ清浄な金表面からのオレゴングリーンでラベルしたフィブリノーゲン層の電気化学的に誘起された脱着をキャパシタンス,蛍光顕微鏡および原子間力顕微鏡により調べた。フィブリノーゲン層上のキャパシタンス測定から脱着は-0.8Vより負の電位で起こり,電極に-1.2Vのバイアスをかけた場合に完全に脱着することが示唆された。重要な点は,金表面による消光の減少により,染料ラベル蛋白質が電気化学的に脱着するにつれ蛍光強度が増加することである。この最初の増加に続き,蛋白質は溶液中に拡散し蛍光強度は時間とともに減少する。電位を-1.2Vにすると2000秒以内に染料ラベルフィブリノーゲンの90%以上は脱着して共焦点体積の外部に拡散する。電位印加の前後におけるAFM測定から蛋白質の除去が確認された。

シソーラス用語： *フィブリノーゲン ,  *金 ,  *脱着 ,  *電気化学的挙動 ,  *静電容量 ,  蛍光顕微鏡 ,  原子間力顕微鏡
準シソーラス用語： *キャパシタンス ,  *蛍光強度

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： オレゴングリーン

タイトルに関連する用語 (4件)： フィブリノーゲン ,  金 ,  電気化学 ,  脱着