文献

J-GLOBAL ID：201002291133352080   整理番号：10A1025690

アルミニウムのリサイクル-最近事情と将来への展望-

著者 (1件)： 高杉篤美 (日本アルミニウム協)
資料名： アルトピア  (Alutopia)
巻： 40  号： 10  ページ： 115-120  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： S0101B  ISSN： 0285-5240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウムのリサイクルについて経済的視点から解説した。世界のアルミ地金の需給試算から,近い将来アルミ地金の不足が予想される。アルミリサイクルの高度化はこれらの資源問題の対応策として期待されるが,原料コストの競争力のためにはリサイクル率の向上が不可欠である。アルミニウムは製錬で大きなエネルギーを必要とするため,リサイクル原料を多く使用できればLCA(ライフサイクルアセスメント)が優位になる。アルミ総需要からアルミリサイクル率向上の余地を推定し,コストに合ったリサイクル向上率の数値目標を示した。アルミリサイクル率の向上を進めるために,カスケードリサイクル対策やスクラップの回収と選別を容易にするための方策を議論した。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  *リサイクル ,  地金 ,  ライフサイクルアセスメント ,  スクラップ ,  経済性 ,  競争力
準シソーラス用語： リサイクル率

分類 (1件)： 廃棄物処理  (WA01085U)

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム ,  リサイクル ,  将来 ,  展望