ポリ[(メタクリル酸ステアリル)-stat-([2-(メタクリロイルオキシ)エチル]トリメチルアンモニウムヨージド)]の合成および溶液レオロジー

VESTERINEN Arja-helena; RICH Jaana; SEPPAELAE Jukka

文献

J-GLOBAL ID：201002291220663580 整理番号：10A0996178

ポリ[(メタクリル酸ステアリル)-stat-([2-(メタクリロイルオキシ)エチル]トリメチルアンモニウムヨージド)]の合成および溶液レオロジー

Synthesis and solution rheology of poly[(stearyl methacrylate)-stat-([2-(methacryloyloxy)ethyl] trimethyl ammonium iodide)]

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巻： 351 号： 2 ページ： 478-484 発行年： 2010年11月15日
JST資料番号： C0279A ISSN： 0021-9797 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

1,1-ジフェニルエチレン(DPE)を分子量制御剤として用いるラジカル重合によってポリ([メタクリル酸ステアリル]-stat-[メタクリル酸2-(ジメチルアミノ)エチル])を合成した。水溶性を増加させるためにアミノ基をさらに四級化してカチオン形にした。回転レオメトリーによって水および混合溶媒中の重合体の溶解度を測定した。得られたポリ[(メタクリル酸ステアリル)-stat-([2-(メタクリロイルオキシ)エチル]トリメチルアンモニウムヨージド)]は重合体中のメタクリル酸ステアリル(SMA)の量が17モル%未満のとき水に可溶であった。SMA含有率が高くなると溶解度は強く減少したが,有機共溶媒を用いることによって改善することができた。SMA系統計的共重合体の粘度は重合体組成に強く依存していたが溶媒品質も影響を及ぼし,流体の性格はNewton流体またはせん断減粘流体であるか,あるいは弱いゲルを形成することができた。濃度依存性挙動は典型的な高分子電解質のものから外れていた。SMA重合体はかなり高い濃度まで低粘度を保持したが,特定の限界濃度を超えると粘度は急速に増加した。この現象は疎水性側鎖の量が多いほど強かった。高い共重合体濃度でも絡み合い形成は観測されず,レオロジー挙動はSMAセグメントが水溶液中で凝集体を形成することを示していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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コロイド化学一般 , 高分子溶液の物理的性質

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