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J-GLOBAL ID:201002291359833951   整理番号:10A0269714

メカノケミカル法を利用したLa1-xSrxMnO3+δの合成と結晶相関係

Synthesis and Crystallization of La1-xSrxMnO3+δ from Mechanochemically Prepared Precursors
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 158-165  発行年: 2010年03月10日 
JST資料番号: S0129A  ISSN: 0386-6157  CODEN: FKKADA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,メカノケミカル法を利用してLSM前駆体を合成し,非晶質から熱処理により結晶化して,LSMの1000°C以下での結晶相関係を検討した。本研究で対象とする(La,Sr)MnO3+δ,δは,MnO6八面体ブロック8個が頂共有してできる大きな隙間のAサイトにLa3+(イオン半径:136pm)またはSr2+(144pm)が入ったペロブスカイト型構造を有する固溶体である。AサイトのLa3+を,Sr2+で置換していくと,電荷平衡を保つためにBサイトのMn3+(64.5pm)がイオン半径の小さなMn4+(53pm)となって,MnO6八面体ブロックが収縮することになり,LaMnO3-SrMnO3系固溶体の結晶構造は組成によって複雑に変化すると予想される。水酸化物コロイドを粉砕助剤として用い,原料MnO2をコロイド内部に混錬して微細化すると同時に水和することを特徴とするメカノケミカル法により,低温反応性に優れた前駆体を合成した。前駆体は600°C以上で(擬)立方晶を経由して組成に特徴的な結晶相を持つLa1-xSrxMn03+δに結晶化した。格子体積と組成の関係から立方晶LaMnO3に対する固溶限界はx=0.57と求められた。LaMnO3-SrMnO3系結晶相関係をペロブスカイト構造の系統的な変化と関連付けて議論した。
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  固体の製造・処理一般 
引用文献 (21件):
タイトルに関連する用語 (1件):
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