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J-GLOBAL ID:201002291386804122   整理番号:10A0454783

亜致死環境条件に曝露後のStaphylococcus aureusにおけるストレス耐性の発達

Development of stress resistance in Staphylococcus aureus after exposure to sublethal environmental conditions
著者 (5件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 26-33  発行年: 2010年05月30日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Staphylococcus aureusのストレス抵抗性応答の発達について検討した。S.aureus CECT4459の指数増殖期の細胞を亜致死条件(酸及びアルカリpH,過酸化水素,及び熱)に曝し,次いで獲得した抵抗性で,酸(pH2.5),アルカリ(pH12.0),過酸化水素(50mM),温度(58°C)を調べた。最大の相同抵抗性(同一ストレスへの抵抗性)を得る条件,また,菌数への致死効果を予防する効果は,pH4.5で2h,pH9.5で30min,過酸化水素で0.05mM,45°Cで2hであった。この適応条件での,致死処理で最初の1/10減少の時間(TFDC)は,酸性pHで1.6h,アルカリpHで2h,過酸化水素で2h,45°Cで6hであった。適応培地中のクロラムフェニコール又はリファムピシンの存在で,酸性pHと過酸化水素への相同抵抗性の増加は完全に失われた。対照的にアルカリpH抵抗性では,クロラムフェニコール又はリファムピシンの存在で,相同抵抗性は増加した。熱ショック中での阻害剤の存在では,S.aureusの熱耐性が僅かに増加した。ある場合には,与えられたストレスへの曝露で,他の薬剤に対する交叉防御が起こった。亜致死ストレスと致死薬剤の組合せ防御は:酸性pH/熱,酸性pH/過酸化水素,アルカリpH/過酸化水素,熱/酸性pH,及び熱/過酸化水素であった。引き続いて与えた薬剤のこれらの組合せは,食品加工の環境下で避けるべきである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の汚染  ,  工場衛生・衛生工学一般  ,  微生物の生態 
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