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J-GLOBAL ID：201002291406610427   整理番号：10A0053686

カーボンナノチューブの有効機械特性の設計と同定法

Design and identification methods of effective mechanical properties for carbon nanotubes

著者 (1件)： MUC Aleksander (Inst. of Machine Design, Cracow Univ. of Technol., Krakow, POL)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 31  号： 4  ページ： 1671-1675  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNTs)の原子配列と構造は等方的な性質の代わりに有効材料特性を記述するためには横に等方的又は特別な直交異方性材料モデルの使用を必要とする。このため,本報告では固有振動の解析に基づいた同定法を導入した。固有振動の理論値を薄い直交異方性の円筒状シェルに有効な理論関係を用いて導いた。それらはアームチェアとジグザグ単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)用三次元有限要素法(FE)モデルを用いて計算した数値と比較した。数値モデル結果は分子力学記述と一致し,それはカーボンナノチューブが自由振動する場合に空間骨組み構造ライクな挙動を示すことに基づく。固有振動数の数値と理論値を比較するため,原子間ポテンシャルの二つの形,改良MorseポテンシャルとREBOポテンシャルについて考察した。変形の局所的なモードを避けるため軸対称モードだけを調べた。詳細な結果からCNTsは直交異方性構造と考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  有限要素法 ,  *機械的性質 ,  固有振動 ,  数学モデル ,  自由振動 ,  原子間ポテンシャル ,  直交異方性 ,  固有振動数 ,  数値計算 ,  円筒シェル ,  Young率 ,  分子構造
準シソーラス用語： 連続体モデル

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボンナノチューブ ,  機械特性 ,  設計 ,  同定法