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J-GLOBAL ID:201002291417867411   整理番号:10A0484699

不均質養分環境に応じた4亜熱帯樹種の採餌能力と成長能力

Foraging ability and growth performance of four subtropical tree species in response to heterogeneous nutrient environments
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 91-98  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土壌養分の空間分布における広範な不均質性を考慮して,4つの重要な亜熱帯樹種の採餌形質と成長能力を調べるため,ポット試験を行った。試験種は,根採餌から得られた採餌形質と成長利点において大きな差を示した。Pinus massoniana,Schima superbaおよびLiriodendron chineseは,Cunninghami に比べて全てがより高度の根形態柔軟性(相lanceolata対的細根質量差,RFRMDとして表現)を示した。P.massonianaは,最大の形態柔軟性を示し,次ぎにL.chineseおよびS.superbaであったが,3樹種間にはRFRMDの顕著な差はなかった。S.superbaは形態と生理的柔軟性の2つを示す唯一の種であった。P.massonianaとS.superbaは,より大きい全体苗木バイオマスと養分不均質性に応じた高い感受性を示し,柔軟性の2つのタイプになった。対照的に,C.lanceolataに対しては,根柔軟性の2つのタイプは乏しく,不均質環境では乏しい成長利益になった。L.chineseに対しては,養分リッチパッチにおける根増殖は,根系における他植物の低下した根成長の犠牲において起こった。その結果,不均質環境における全体根バイオマスと養分吸収における増分不足に至った。この結果は,植林と森林管理に対する洞察と実際的助言になる。(翻訳著者抄録)
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