抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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列車伝送系国際規格の関連規格の開発状況と,今後の展望について述べた。1)列車内伝送系をIEC国際規格とする動きを受け,1999年にIEC61375TCN(Train Communication Network)が成立した。その後イーサネットの列車伝送系への採用機運の高まりを受け,改訂版TCNの審議を進めている。基本的な構成は,列車の分割・併合に対応した列車伝送系TBN(Train Backbone Network)と固定編成内の伝送系CN(Consist Network)に,新たな伝送系ETB(Ethernet Train Backbone)を組み込むものとした。2)車上マルチメディアシステムの規格開発にあたり,映像監視・CCTVサービス,乗客向けサービス,運転士・乗務員向けサービス,指令・保守向けサービスの4分野を選択し,議論を継続している。また「車上運転情報記録システム」の規格開発が進行中であるが,日本の省令に基づき設置した「運転状況記録装置」が制約を受けないように,審議に臨んでいる。