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J-GLOBAL ID：201002291672305397   整理番号：10A0189296

金属-有機物フレームワークにおける天然ガスのグレードアップに及ぼす有機リンカの影響に関するコンピューター研究

Computational study of the effect of organic linkers on natural gas upgrading in metal-organic frameworks

著者 (4件)： MU Wei (Lab of Computational Chemistry, Dep. of Chemical Engineering, Beijing Univ. of Chemical Technol., Beijing 100029, CHN) ,  LIU Dahuan (Lab of Computational Chemistry, Dep. of Chemical Engineering, Beijing Univ. of Chemical Technol., Beijing 100029, CHN) ,  YANG Qingyuan (Lab of Computational Chemistry, Dep. of Chemical Engineering, Beijing Univ. of Chemical Technol., Beijing 100029, CHN) ,  ZHONG Chongli (Lab of Computational Chemistry, Dep. of Chemical Engineering, Beijing Univ. of Chemical Technol., Beijing 100029, CHN)
資料名： Microporous and Mesoporous Materials  (Microporous and Mesoporous Materials)
巻： 130  号： 1-3  ページ： 76-82  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0642C  ISSN： 1387-1811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,モンテカルロ法及び密度汎関数理論を組み合わせた序列的な多重規模アプローチを行い,金属-有機物フレームワーク(MOFs)によるCO₂/CH₄混合ガスの分離に及ぼす7つの有機リンカの化学特性の影響を調べた。計算結果は,電子供与性官能基で装飾した有機リンカはがMOFs細孔内における静電場分布を強化し,MOFsへのCO₂/CH₄混合ガスの吸着選択性を大幅に改善することを示した。この吸着選択性の増大は,官能基の電子供与能力の増大と共に強くなった。さらに,本研究は,新しい材料の設計において有機リンカを多数の置換基で装飾する時,分離作用に及ぼすマイナスの立体障害効果を考慮しなければならないことを示した。ここで得られた知見は,実際的な重要性を持つ種々のガス混合物系の分離に用いるMOFsの静電特性を調整するために,有用な情報を提供すると期待される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *計算化学 ,  *構成 ,  *金属 ,  *有機物 ,  *骨格 ,  *天然ガス ,  モンテカルロ法 ,  密度汎関数法 ,  混合気体 ,  二酸化炭素 ,  ガス分離 ,  ドナー ,  静電場 ,  選択性 ,  化学吸着 ,  立体障害 ,  アルカン
準シソーラス用語： *グレードアップ ,  フレームワーク ,  リンカ ,  混合ガス ,  電子供与体

分類 (4件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  気体燃料の精製  (YE02050B) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： 有機物 ,  フレームワーク ,  天然ガス ,  グレードアップ ,  リンカ ,  コンピューター ,  研究