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J-GLOBAL ID：201002291737572703   整理番号：10A0666437

溶液相中でジメチルジスルフィドから調製されたAu(111)上でのメチルチオレート単分子膜の分解

Decomposition of Methylthiolate Monolayers on Au(111) Prepared from Dimethyl Disulfide in Solution Phase

著者 (6件)： COMETTO F. P. (Universidad Nacional de Cordoba, Cordoba, ARG) ,  MACAGNO V. A. (Universidad Nacional de Cordoba, Cordoba, ARG) ,  PAREDES-OLIVERA P. (Universidad Nacional de Cordoba, Cordoba, ARG) ,  PATRITO E. M. (Universidad Nacional de Cordoba, Cordoba, ARG) ,  ASCOLANI H. (Universidad Nacional de Cuyo, Bariloche, ARG) ,  ZAMPIERI G. (Universidad Nacional de Cuyo, Bariloche, ARG)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 22  ページ： 10183-10194  発行年： 2010年06月10日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジメチルジスルフィド(DMDS)のエタノール溶液中での浸漬の方法により,Au(111)表面上で調製されたメチルチオレートの層の形成および安定性を研究した。サイクリックボルタンメトリーおよび高分解能光電子分光法によって,およそ1分間の短い浸漬時間で良く秩序化されたメチルチオレート単分子膜の形成が確認され,-0.7Vでの還元脱着電流ピークおよび162eVのS 2p結合エネルギーを示した。メチルチオレートのS-C結合の破壊が,表面上での硫黄種の出現の原因であることを提案し,密度汎関数理論(DFT)計算をおこないメチルチオレートの分解を導く基本ステップを明らかにした。S-C結合の分裂はメチルチオレートのメチル基の酸化脱水素化によって活性化されるだけであることがわかった。

シソーラス用語： *単分子層 ,  *分解 ,  光電子分光法 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  密度汎関数法 ,  酸化的脱水素 ,  *金 ,  薄膜成長 ,  ジスルフィド ,  脂肪族化合物

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

物質索引 (2件)： ジメチルジスルフィド ,  メチルチオラート

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶液相 ,  ジメチルジスルフィド ,  調製 ,  Au ,  単分子膜 ,  分解