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J-GLOBAL ID:201002291740136086   整理番号:10A0214131

豚肥育室の室内空気品質とアンモニア放出における部分的ピット換気システムの効果

Effects of a partial pit ventilation system on indoor air quality and ammonia emission from a fattening pig room
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 279-287  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: E0030A  ISSN: 1537-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,液体し尿表面上の頭隙から高濃度のガスと臭気を除去するための「特殊ピット換気システム」を想定した調査である。これは,家畜占有ゾーンにおける空気品質を改善しまた,ピット排気用の空気浄化装置の利用が畜舎からの全放出物の低減になるかもしれない。実験では,二つの囲いと30頭の豚における実験肥育室を使った。主排気ユニットとして,天井拡散空気入り口ならびに天井屋根換気装置を備えた自動制御の”負圧換気システム”を備えた。さらに,外部ピット排気ユニットを設置した。実験期間中,主排気ユニットは,室内温度条件に従う気候計算機によって自動的に制御された。最大換気容量の約10%は,各ふたつの2週間期間においてピット換気に貢献した。空気の入り口及び出口,スラリピット上の頭隙,スラリピット排気などにおけるアンモニア濃度は,連続的に測定した。その結果,天井とピット換気との連結で,天井換気装置のみの場合に比べて,室内空気(42.6%,p<0.001)とスラリーピット頭隙(22.3%,p<0.001)において著しくアンモニア濃度が低減することが判明した。全体のアンモニア放出は,この新しい換気装置システムの結合によってわずか増加した。しかしながら,ピット排気のためのバイオスクラバー(bioscrubber)のような空気浄化システムを使って,豚舎から37~53%のアンモニア放出の低減が達成される。空気浄化のために必要な容量は,すべての排気空気の浄化のためのシステム容量のわずか10%のみである。本研究によって,天井換気システムを備えた豚舎における排出空気浄化とともに部分的ピット換気を使うと(豚の挙動に影響することなく),室内空気品質は大きく改善されまた,建物からの放出は著しく減少することが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼育管理機械・施設  ,  豚  ,  換気 

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