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J-GLOBAL ID：201002291765398859   整理番号：10A0603318

ピリジン連結単分子結合部の電気伝導率および幾何構造

Conductance and Geometry of Pyridine-Linked Single-Molecule Junctions

著者 (11件)： KAMENETSKA M. (Columbia Univ., New York) ,  QUEK Su Ying (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  WHALLEY A. C. (Columbia Univ., New York) ,  STEIGERWALD M. L. (Columbia Univ., New York) ,  CHOI H. J. (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  LOUIE Steven G. (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  LOUIE Steven G. (Univ. California, California) ,  NUCKOLLS C. (Columbia Univ., New York) ,  HYBERTSEN M. S. (Brookhaven National Lab., New York) ,  NEATON J. B. (Lawrence Berkeley National Lab., California) ,  VENKATARAMAN L. (Columbia Univ., New York)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 19  ページ： 6817-6821  発行年： 2010年05月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金電極を用いて溶液中で鎖長の異なる末端にピリジン基をもつ分子,4,4’-ビピリジン,1,2-ビス(4-ピリジル)エチレン,1,4-ビス(4-ピリジル)ベンゼンおよび1,2-ビス(4-ピリジル)エタン,について電気伝導率を測定して,金属-分子-金属(電極)結合の幾何構造との関係付けを行った。ここでは理論的アプローチとして,SIESTAプログラムを用いるDFT分子動力学シミュレーションを試行した。その結果ピリジン末端をもつ全分子は2つのピークをもつ双安定の電気伝導性シグナルを示すことを見出した。またピリジン-金結合は2つの異なる電気伝導率状態を与え,低い方の電気伝導率状態は金電極間に完全延伸分子による金-分子-金結合に対応していることも明らかにした。さらに高い方の電気伝導率状態では金電極とピリジン末端分子が角度をなして配置していることを結論し,ピリジン末端分子の鎖長電気伝導率の関係について考察した。

シソーラス用語： *電気伝導率 ,  *窒素複素環化合物 ,  金電極 ,  共有結合 ,  *金 ,  *鎖長効果 ,  分子内相互作用 ,  電子構造 ,  計算機シミュレーション ,  *分子動力学 ,  密度汎関数法

分類 (2件)： ピリジンのその他の縮合誘導体  (CF07097Y) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (3件)： 1,2-ビス(4-ピリジル)エタン ,  1,2-ビス(4-ピリジル)エテン ,  4,4′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： ピリジン ,  単分子 ,  電気伝導率 ,  幾何構造