抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電磁弁のタイプ,選定方法および電磁ケースの種類について解説した。電磁弁は,ソレノイドの吸引力を利用して流体輸送を制御する弁で,作動タイプとして直動形,内部パイロット形,手動リセット形などがある。選定に必要な項目として,流路方向に関するバルブタイプ,流路作動方向と常時開/閉の選択,配管口径やオリフィス径,流量特性,制御流体の種類,最高/最低の使用圧力,流体温度範囲,電圧と周波数およびオプションシール材や手動操作器などの特殊仕様がある。電磁弁は,その用途により屋内形,屋外形,防浸形,防爆構造等の適切な電磁ケースを搭載したものを選定する必要がある。防爆構造電磁ケースについては,設置場所が日本国内か,国外の場合は設置場所の規格を踏まえて選定しなければならない。国内では,可燃性ガスまたは液体の蒸気が存在し爆発性雰囲気が生成される特定の危険区域では,労働安全衛生法の適用を受ける。海外規格では,国際的なIEC規格と北米を中心としたNEMA/UL/CSAという2グループが存在する。