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J-GLOBAL ID:201002291940963360   整理番号:10A0108579

チベット産バターにおけるポリ塩化ビフェニルとポリブロモジフェニルエーテルの評価

Assessment of polychlorinated biphenyls and polybrominated diphenyl ethers in Tibetan butter
著者 (6件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 772-777  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チベット台地は残留性有機汚染物質(POPs)の潜在的コールドトラップと考えられ,これら化合物の大規模な長距離移動に重要な働きをしている。ここではチベット自治区(TAR)のいろいろな県から集めたチベット産バター試料についてポリエンかビフェニル(PCBs)とポリブロモジフェニルエーテル(PBDEs)の濃度を調査した。Σ25PCB濃度は137から2518pgg-1までの範囲,および平均値は519pgg-1であり,世界の他の地域産のバターのそれよりはるかに低かった。最高濃度はチベット台地の東部に位置する四川省由来のバターで見られ,最低値は南東部TAR由来試料で見られた。Σ12PBDEの平均濃度は125pgg-1であった。最高および最低のΣ12PBDE濃度(955および18.0pgg-1)の試料はそれぞれ台地の南部および南東部由来であった。後方軌跡モデルはこれら2群のPOPsの源泉が南部における大気沈降によるものであり,一方西部台地は主として南アジアからの熱帯季節風の影響を受ける,という事を意味していた。四川および甘粛省からの気流は東部および北部台地へのPCBsとPBDEsの大気輸送のための更なる原因であった。空気-ミルク移動係数を用いて推定したΣ5PCBsの地域空気濃度は公表全濃度の最低に位置していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  食品の汚染 
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