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J-GLOBAL ID:201002291947783251   整理番号:10A0271193

患者とハンドオフ中の通信の複数専門家パターンと方法

Multi-professional patterns and methods of communication during patient handoffs
著者 (2件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 252-267  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0729A  ISSN: 1386-5056  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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目的:ヘルス情報技術が,ヘルスケアプロバイダのコミュニケーションパターンに影響を与えることが示されてきた。ここではヘルスケアプロバイダが,患者のハンドオフ(移送)中に,どのように対話し,救急設定のユニット間で患者の臨床情報を交換するかを深く学習することを目的とした。方法:簡易サンプリングを用いて5患者のハンドオフを選択した。観察とスノーボールサンプリングにより同定したプロバイダにアンケートを配布した。社会ネットワーク分析の方法論を用いて,緊急通信のパターンのソシオグラムを開発し,他のプロバイダとの接触回数と相互の通信行動に基づいて,ハンドオフプロセス中の個々のプロバイダの役割を同定した。個々のハンドオフネットワークのサイズは,11~20プロバイダの範囲にあった。参加者は,他のプロバイダの臨床情報にアクセス,あるいは共有するために使った通信方法の説明を求められた。すなわち好ましい通信のやり方,得られた選択肢の満足度やこのプロセスを改善する方法に対する示唆である。結果:出来上がったネットワークパターンにより,同期および非同期通信法(電話あるいは直接の口頭または紙チャートおよび/あるいは電子記録)が重複使用されていることが明らかになった。情報の流れを支配あるいは調整した特定の専門家グループはいなかった。その代わりにそれぞれのハンドオフネットワークは,介護,医学あるいは薬学からの二人以上の影響力のあるプロバイダによる,特異の通信パターンと情報協調を示した。多くの参加者(84%)は口頭での通信を好んだ。現状の通信プロセスの満足度は,ユニット毎に変化した。救急部門のプロバイダの82%と入院ユニットで働くプロバイダの54%が,満足あるいは非常に満足と述べた。改善のための提案は,すべてのユニットを,電子ヘルス記録,電子ハンドオフ通信モジュールと非同期複数専門家通信ログに交換することなどである。結論:この探索的研究の結果は,どのようなネットワーク構造と通信原理を用いて,複数の専門家からなるプロバイダによる非線形な情報収集と配布行動を推奨するヘルス情報技術を設計するかを調べる,将来研究のための基礎を示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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医用情報処理  ,  看護,看護サービス 
タイトルに関連する用語 (2件):
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