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J-GLOBAL ID：201002291948542134   整理番号：10A0237439

重合体イオン液体で相溶化されたセルロース系イオン性多孔質材料の調製

Preparation of cellulose-based ionic porous material compatibilized with polymeric ionic liquid

著者 (4件)： PRASAD Kamalesh (Central Salt and Marine Chemicals Res. Inst., Gujarat, IND) ,  MINE Shozaburo (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  KANEKO Yoshiro (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  KADOKAWA Jun-ichi (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 64  号： 4  ページ： 341-349  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ソルビタンモノオレアートを存在させた油/イオン液体エマルションを使った鋳型重合技術手法により,重合体イオン液体で相溶化されたセルロース系イオン性多孔質材料を調製した。すなわち,最初にセルロースをイオン液体溶剤1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリドに溶解した溶液中で,重合可能イオン液体1-(3-アクリロイルオキシプロピル)-3-メチルイミダゾリウムと1-(3-アクリロイルオキシプロピル)-3-ビニルイミダゾリウムブロミドの混合物のin situ重合を実施した。コーンオイルとソルビタンモノオレアートとが共存している混合物の超音波処理と,引き続いてのメタノール,アセトン,およびヘキサンによる抽出処理で多孔質材料を得た。得られた材料をFT-IR,TGA,XRD,およびSEM測定によりキャラクタライズした。材料のSEM画像から,30~70nmのより小サイズの孔を伴った,およそ0.15~1.3μmの孔サイズを持つ多孔性モルホロジーが示された。

シソーラス用語： 共重合 ,  共重合体 ,  *セルロース誘導体 ,  *多孔質体 ,  *イオン液体 ,  相溶化剤 ,  超音波照射 ,  とうもろこし油 ,  FTIR分光法 ,  熱重量分析 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  モルフォロジー ,  鋳型重合 ,  複合材料 ,  不飽和脂肪酸 ,  糖アルコール ,  オレフィン化合物

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  多糖類  (CF10054P)

物質索引 (1件)： ソルビタンモノオレアート

タイトルに関連する用語 (7件)： 重合体 ,  イオン液体 ,  相溶化 ,  セルロース ,  イオン性 ,  多孔質材料 ,  調製