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J-GLOBAL ID：201002291996645360   整理番号：10A0504339

ヒートポンプ式低コスト蒸発濃縮装置

著者 (1件)： 山本一郎 (日鉄環境エンジニアリング)
資料名： 産業機械  (Industrial Machinery)
号： 716  ページ： 31-34  発行年： 2010年05月11日 
JST資料番号： F0987A  ISSN： 0558-4809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヒートポンプを用いて加熱とベーパーの凝縮とを行い,運転コストを大幅に低減する,日鉄環境エンジニアリング(株)の蒸発濃縮装置「エコプリマ」の概要を紹介した。濃縮対象液は蒸発缶内で30mmHg程度の減圧下で蒸発し,上部の冷却コイルで冷却されて復水され,エジェクタで吸引されて凝縮液循環タンクに入る。凝縮液循環タンクには循環ポンプと脱気エジェクタが設置されており,水流エジェクタのアスピレータ効果で陰圧を発生し,蒸発缶内を減圧する。運転動力は,水1m³を蒸発させるのに,100~150kwhである。特長は,1)省エネルギー,2)コンパクト,3)外部熱源,冷却水が不要,4)構造がシンプルで,運転管理が容易,5)高温で変質する物質の濃縮が可能,等である。本稿では,事例としてメッキ液の回収とリン酸廃液の濃縮を紹介した。

シソーラス用語： ヒートポンプ ,  *装置 ,  加熱 ,  濃縮 ,  蒸発 ,  蒸発缶 ,  減圧 ,  冷却コイル ,  エゼクタ ,  効果 ,  省エネルギー ,  めっき液 ,  廃水 ,  方式
準シソーラス用語： アスピレータ効果 ,  ヒートポンプ方式 ,  リン酸廃液 ,  *蒸発濃縮装置 ,  脱気エジェクタ ,  復水

分類 (2件)： 下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  蒸留,蒸発  (XD02010F)

タイトルに関連する用語 (2件)： ヒートポンプ ,  蒸発濃縮装置