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J-GLOBAL ID:201002292015518522   整理番号:10A0850965

リポソームの中に組込んだメラニン安定性向上のための高分子足場

Polymeric scaffolds for enhanced stability of melanin incorporated in liposomes
著者 (8件):
資料名:
巻: 350  号:ページ: 268-274  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物に着想を得た用途におけるメラニンの使用は,ほとんどの場合に固体膜中の低い安定性によって限られている。本論文ではメラニンをジパルミトイルホスファチジルグリセロール(DPPG)リポソームの中に組込み,次にLbL膜として固体基板上に固定化することによってこの問題に対処した。定常状態および時間分解蛍光による結果はDPPGリポソームの中に組込んだメラニンについて安定性増加を示した。リポソームによって保護されていないとメラニンはLbL膜中で蛍光特性を完全に失った。中性子反射率データから求めたリポソーム-メラニン層の厚さは4.1±0.2nmであり,リポソームのリン脂質二分子層について推定した値と矛盾しなかった。これは,ほとんどのリポソームが崩壊した証拠であった。他方,最終粗さによるとリポソームのうちあるものは構造を維持していた。要約すると,リポソームがカプセル化用に優れており,従って,有機溶媒または高いpHを用いないで生理条件により近い適当な環境を提供することを証明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  固-液界面 
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