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J-GLOBAL ID:201002292161551396   整理番号:10A0795753

除草剤クロルスルフロン,イマゾスルフロンの土壌内消失およびそれら除草剤が土壌微生物群集に与える影響

Dissipation of herbicides chlorsulfuron and imazosulfuron in the soil and the effects on the soil bacterial community
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 449-455  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0947A  ISSN: 0360-1234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スルフォニル尿素系(sulfonylurea)は低使用量・高効率の除草剤で,化学反応による加水分解と微生物分解が土壌中の主な分解経路である。一般的に土壌中の半減寿命は1~8週間といわれるが,低使用量であるため,その消失過程についてはあまり研究されていない。この系列の除草剤としてクロルスルフロン(chlorsulfuron)とイマゾスルフロン(imazosulfuron)を取り上げ,実際にある2箇所の土壌を使い,消失過程調査を行なった。限界保水能力の状態で定温(30°C)放置し,除草剤使用量をいずれも10mg/kgまたは50mg/kgとした。土壌中微生物群集の変化を変性濃度勾配ゲル電気泳動法(DGGE)により解析し,一方除草剤残量は,高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)により測定した。この2つの除草剤の消失機構は化学的,生物学的両面に依存する。半減寿命はクロルスルフロンで6.8~28.4日,イマゾスルフロンで6.4~14.6日であった。両除草剤とも酸性土壌のほうが消失速度は速かった。片方の土壌でクロルスルフロンを使うと,投与量の多いとき(50mg/kg)で消失の程度は48%以内であった。ただし,それ以外の実験条件では大きな差異は認められなかった。両除草剤とも10mg/kg,50mg/kg濃度における半寿命はいずれも1箇月を越えることはなかった。微生物群集はクロルスルフロン,イマゾスルフロンの添加により変化した。除草剤投与は両方とも土壌微生物組成を変え,とくに50mg/kgのイマゾスルフロンでその変化が大きかった。
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分類 (3件):
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土壌汚染  ,  農薬  ,  微生物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (5件):
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