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J-GLOBAL ID：201002292210569930   整理番号：10A0926677

空中植物放出が引き起こす草食性に対する獲得免疫とアレロパシー

Acquired immunity to herbivory and allelopathy caused by airborne plant emissions

著者 (5件)： ARIMURA Gen-ichiro (Global COE Program: Evolution and Biodiversity, Graduate School of Sci., Kyoto Univ., Kyoto 606-8502, JPN) ,  ARIMURA Gen-ichiro (Center for Ecological Res., Kyoto Univ., Otsu 520-2113, JPN) ,  SHIOJIRI Kaori (Center for Ecological Res., Kyoto Univ., Otsu 520-2113, JPN) ,  SHIOJIRI Kaori (The Hakubi Center, Kyoto Univ., Kyoto 606-8501, JPN) ,  KARBAN Richard (Dep. of Entomology, Univ. of California, Davis, CA 95616, USA)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 71  号： 14-15  ページ： 1642-1649  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの植物種は揮発性合図に応答して,草食動物に対する防御を調整する。植物と節足動物間の情報伝達に関与するテルペノイドと緑葉揮発分のようなある揮発性化学品は,植物間の種内コミュニケーションと単一植物のブランチ間協働にも必要である。「レシーバー」植物が隣接植物を傍受して,草食動物に起因する通常予期リスクに対する防御を用意できることに,現在気付いている。対照的に,一連の揮発分は,レシーバー植物にとって有害な天然除草剤(アレロケミカル)としても機能する。これら現象の基盤となる各種分子と生態機構が解明されてきたので,より多くの植物が情報化学合図を傍受するかどうか,防御をリスクに合うように調整できるこれらの合図が結果として適応性も増加するかを問うべき時である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *揮発分 ,  除草作用 ,  アロモン ,  *生体防御 ,  生理活性因子 ,  *アレロパシー ,  植食性 ,  ヨモギ属 ,  生物相互作用
準シソーラス用語： ヤマヨモギ ,  化学伝達物質

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 植物 ,  放出 ,  獲得免疫 ,  アレロパシー