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J-GLOBAL ID：201002292284007518   整理番号：10A0287592

細胞質コフィリン-アクチンロッドの単離と特性

Isolation and Characterization of Cytoplasmic Cofilin-Actin Rods

著者 (10件)： MINAMIDE Laurie S. (Colorado State Univ., Colorado) ,  MAITI Sankar (Colorado State Univ., Colorado) ,  BOYLE Judith A. (Colorado State Univ., Colorado) ,  DAVIS Richard C. (Colorado State Univ., Colorado) ,  COPPINGER Judith A. (Scripps Res. Inst., California) ,  BAO Yunhe (Colorado State Univ., Colorado) ,  HUANG Timothy Y. (Scripps Res. Inst., California) ,  YATES John (Scripps Res. Inst., California) ,  BOKOCH Gary M. (Scripps Res. Inst., California) ,  BAMBURG James R. (Colorado State Univ., Colorado)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 8  ページ： 5450-5460  発行年： 2010年02月19日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ストレスニューロン(ATP欠乏や酸化ストレスナドなど)の樹状突起や軸索に形成されるコフィリン-アクチンロッドは,シナプス機能障害や認知障害を起こす。ATP欠乏のブタLLC-PKA4.8細胞,A431細胞を使って,ロッドの単離のプロトコルを開発した。ロッドはアクチン脱重合因子(ADF)/コフィリンとアクチンを1:1で含有し,単離したロッドはジチオトレイトール,EGTA,Ca⁺およびATPで安定だった。ロッド関連蛋白質をLC-MS分析,SDS-PAGE,ウェスタンブロット法などによって決定した。ラットニューロンで形成されるロッドの成分である蛋白質を調べるには免疫蛍光法が使われた。細胞質ロッド形成はシトカラシンDとジャスプラキノリドで阻害された。これらの結果は多くの異なる刺激,ストレスによって誘導されるロッドの分析に利用できた。

シソーラス用語： 培養細胞 ,  ニューロン ,  認知症 ,  *アクチン結合タンパク質 ,  *アクチン ,  *タンパク質複合体 ,  神経毒性 ,  封入体 ,  タンパク質結合 ,  自己集合 ,  凝集 ,  蛍光抗体法
準シソーラス用語： アクチン脱重合因子 ,  *コフィリン

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 細胞質 ,  コフィリン ,  単離