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J-GLOBAL ID：201002292346884499   整理番号：10A1454767

KCNQ1-KCNE1イオンチャンネル複合体の化学量論

Stoichiometry of the KCNQ1-KCNE1 ion channel complex

著者 (8件)： NAKAJO Koichi (National Inst. Physiological Sci., Aichi, JPN) ,  NAKAJO Koichi (Graduate Univ. Advanced Studies (SOKENDAI), Kanagawa, JPN) ,  NAKAJO Koichi (Univ. California, CA) ,  ULBRICH Maximilian H. (Univ. California, CA) ,  KUBO Yoshihiro (National Inst. Physiological Sci., Aichi, JPN) ,  KUBO Yoshihiro (Graduate Univ. Advanced Studies (SOKENDAI), Kanagawa, JPN) ,  ISACOFF Ehud Y. (Univ. California, CA) ,  ISACOFF Ehud Y. (Lawrence Berkeley National Lab., CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 44  ページ： 18862-18867  発行年： 2010年11月02日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電圧依存性カリウムチャンネルKCNQ1のチャンネルを形成する4つのサブユニットは2つのKCNE1付属サブユニットと関連する(化学量論4:2)との報告があるが,一方では,この化学量論は固定しないとの報告がある。今回,蛍光蛋白質タグ膜電位を画像処理する全反射照明蛍光顕微鏡を用いた単一分子画像処理法により,多くの複合体のサブユニットを個々に計測した。蛋白質はXenopus laevis卵母細胞に発現させた。KCNQ1-KCNE1複合体の化学量論は,チャンネルの4つのKCNQ1サブユニットと関わる4つのKCNE1サブユニット(化学量論4:4)まで,可変性であった。化学量論のこの割合は,KCNQ1とKCNE1の相対的発現密度に依存した。開口の電圧依存性と動力学も,KCNQ1とKCNE1の相対的密度に依存した。心拍数は付属サブユニットの相対的発現と生じるチャンネル複合体の化学量論により調節を受けると示唆した。

シソーラス用語： *カリウムチャネル ,  *化学量論 ,  色素タンパク質 ,  膜電位 ,  光学顕微鏡法 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  サブユニット ,  アフリカツメガエル ,  卵母細胞 ,  電圧依存性 ,  分子動力学 ,  タンパク質複合体 ,  蛍光顕微鏡 ,  蛍光顕微鏡法 ,  KCNQ1 ,  カリウム電圧依存性チャンネルE1 ,  全反射蛍光顕微鏡 ,  *イオン輸送 ,  *輸送 ,  *生体輸送 ,  *膜貫通タンパク質 ,  *生体内イオン輸送 ,  タンパク質 ,  ピパ科
準シソーラス用語： KCNE1 ,  Xenopus laevis ,  全反射照明蛍光顕微鏡

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (5件)： KCNQ1 ,  KCNE1 ,  イオンチャンネル ,  複合体 ,  化学量論