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J-GLOBAL ID:201002292378239560   整理番号:10A0254224

界面活性剤-共界面活性剤-添加物系における成分間の競合的相互作用

Competitive interactions between components in surfactant-cosurfactant-additive systems
著者 (4件):
資料名:
巻: 344  号:ページ: 402-409  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水溶液中,ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド(HTAB)のミセル凝集体とフェノール(PhOH),ヘプタノール(HeOH)およびヘプタン酸(HeOIC)との複雑な相互作用を,CMCに近い界面活性剤濃度で,0.5mmolkg-1のHeOHあるいはHeOIC量,また1,5,10mmolkg-1のフェノールモル濃度で,303Kにおいて,1H NMRスペクトロスコピー,滴定熱量測定法および溶液伝導度法によって調べた。界面活性剤と添加剤ユニット中の選ばれたプロトンに帰属される1H化学シフトの成分依存性の分析で,フェノールの浸透がHeOICの存在下で幾分深くなっているので,疎水性ミセルコア内,および第四級アンモニウム基の近くで,PhOHの位置を明らかにした。その現象はPhOHの可溶化の増大と共に包括的にさらに発熱性となり,ミセル化の正のエントロピーの緩やかな減少を伴った。可溶化は,いくらかのHeOHおよびHeOICユニットが水相に連続的に置換されるのに従い,水相における高いフェノール量にとって競合的となった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ミセル  ,  液-液界面  ,  分子間相互作用 
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